性別の"グレーゾーン"の人々 -少数派の中の少数派- 「性同一性障害とはなにか」「同性愛とはどんなものか」 ……そんな話も、ほんの数十年前に比べれば、世間の見る目がかなり柔らかくなってきたそうです。 しかし、まだまだよく知られていないために、傷付けている意識もなしに傷付けられている領域の人々も少なくありません。 "白と黒"と一口に言ってしまっても、色々な風合いの"白と黒"を想像される方がいらっしゃると思います。 それがもし、"グレー"だったなら……更に想像の幅が広がることは、理解に難くないですよね。 その"グレー"は、性別の世界でも一緒です。 そんな性別の"グレーゾーン"を、制作者なりに検定にしてみました(^^) 例によってこの検定は制作者の視点からのみの設問となっていますので、不完全な面も多いと思います。 ですから、結果がどうであっても参考までにとどめて置いてください(>_<) この検定も、リンクフリーってことで(^O^)/ ※この検定の設問のネタの一部に関しては、制作者は完全に当事者です。こんな側面もあるんだって思って頂けたら幸いです。※ 勉強 - その他 quot Q1身体が染色体レベルで男女どちらでもない人もいます。 そんな人たちは、どのくらいの割合で生まれているでしょうか? 選択肢2千分の11万分の150万分の1300万分の1 Q2身体の性別が染色体レベルで曖昧になっている人の一般的な身体的特徴は、どれでしょう? 選択肢男性器も女性器も完全なものが付いており、強い生殖能力がある。性器も女性器も付いておらず、生殖能力は全くない。男性器も女性器も不完全なものが付いており、生殖能力は極めて低い。男女どちらの身体なのかよく判らないような顔や体つきをしている。 Q3染色体レベルで男女どちらでもない人をインター・セクシャル(IS)といいますが、生まれた時点でそれと判明しない場合が多くあります。 それはなぜでしょうか? 選択肢医師の怠慢。性器が外性器まで曖昧な状態で生まれてくることが多くはないから。全てのISは女性の姿で生まれてくるため、染色体検査でもしない限り見分けようがないから。 Q4ISは性ホルモンの出が極端に少なかったり不安定だったりするため、様々な面倒が起こってしまいます。 本当にある問題は、以下の内のどれでしょう? 選択肢性ホルモンの出が不安定な人は、性ホルモンのバランスによって体つきが男になったり女になったりと忙しい。性ホルモンの出が極端に少ない人は、骨の育成に不可欠なホルモンも欠如しやすく、骨粗鬆症になりやすい。性ホルモンが極端に少ない人は、その分更年期障害になりやすい。1〜3全てある。 Q5生まれた時点でISと判明した場合、後の面倒を起こりにくくするためにも、生まれてすぐに性器を片方だけ残してあとは切除する手術を施されることが少なくありません。 男女どちらの性器を残すことが多いでしょうか? 選択肢男。女。 Q6身体は男女がハッキリしているのに、自分を男女どちらとも思えない人もいます。 それをなんというでしょうか? 選択肢GIDXジェンダーホモセクシャルバイセクシャル Q7自分を男女どちらとも思わない人々には、大まかに、中性、両性、選択性、無性がいます。 状況や気分によって苦もなく振る舞う性別を決められるのは、どのタイプといえるでしょうか? 選択肢中性両性選択性無性 Q8「自分は男女どちらでもない」という感覚は、誰にでもあり得るものです。 嘘?本当? 選択肢嘘。本当。 Q9自分を男女どちらとも思えない人にも、どちらかというと「男寄り」「女寄り」というのがあります。 嘘?本当? 選択肢嘘。本当。 Q10男女どちらでもない感覚の持ち主たちに関する知識は性的少数派についての知識の中でもまだまだ歴史が浅く、あまり多くは知られていません。 嘘?本当? 選択肢嘘。本当。